サーモグラフィ装置を利用した建物診断システム
サーモグラフィによる建築構造物の老朽化や熱環境の計測を行います。測定した熱画像データは、構造物診断支援プログラムによって処理を行い解析が行えます。モルタル・タイル外壁の剥離や、モルタル吹付け面の老朽化診断、研究などに応用できます。
外壁の浮き部(剥離部)は内部に空気層が出来ます。
この空気層を含む浮き部と健全部とでは熱の伝わり方が異なるため、
温度差が生じます。
この温度差を利用し、目視では確認できない浮きを発見します。
漏水の原因となる防水シートの浮き・ピンホール部では空気層や浸水があり、健全部と熱の伝わり方が異なります。
この浮き・ピンホールは目視で発見しにくいため、熱画像で確認します。
断熱材の欠損や不良は、結露の発生や冷暖房効果の低下を引き起こします。 壁内部の断熱材は目視で確認できないため、熱画像を利用し非破壊で確認します
建物を壊さずに非破壊診断。
広い範囲を短時間に審査。
一回の測定で大きな面積を診断10m離れて約5mx4m
大壁面を少人数で診断
高所も地上から診断。
足場やゴンドラ、高所作業車が不要のため安全に診断
現場に近付くのが困難でも、離れた場所から診断
第三者にもわかりやすい診断結果。
熱画像データとして報告書を提出するため、お客さまに分かりやすい説明が可能。
熱画像のため、健全分と浮き部(剥離部)の診断が容易。